うつから復帰したSEのブログ

うつから復帰した経緯、現状、仕事で気になることなどを綴っていきます。

考察②

転職期間中の病院でのアルバイトは色々な意味で勉強になりました。

 

苦手な電話対応もそこまで苦にならなくなりましたし、

何より患者としてではなく、職場仲間としての先生のお話を聞けた

ことがとても良かったです。

 

また、同じ病気で苦しんでいる方とも接することができたのも

良かったです。

 

薬を飲まなければ人間必ず眠くなりますよ」という言葉はとても

衝撃的で、かつ、不眠症が治るきっかけとなった言葉でもあります。

 

ただ、この言葉を聞いた時には、うつ状態はほぼ回復していたので

すんなり受け入れることができたんだろうと思います。

うつ真っ最中であれば、「そんなの無理だよ・・・」と感じていた

はずです。

 

ですので、これが最善の治し方ではありません。

 

2011年8月に次の転職先が決まるまでは色々とありました。

東日本大震災もその一つです。

この時、自分はどこかのビルの地下1階にあるうどん屋さんで

食事をしていました。

 

地下だったので、「やばいな、このまま生き埋めか?」とか

思ったりしていましたが、想像以上にしっかりとしたビルで

すんなりと地上に出ることができました。

 

お店を出て、すぐに公園へ向かいました。

その公園からサンシャイン60が見えるのですが、左右にゆらゆらと

揺れている光景が脳裏に焼き付いています。

 

そして、徒歩で家まで帰りましたが、途中にある雑居ビルの壁が

はがれていたりしているのを見て、思った以上に被害があったんだなと

感じました。

 

ただ、この時も当然無職なので、求人がもっと減るんじゃないかと

いう不安の方が大きかったです。

情けないですが、自分の身の回りを考えるのが精一杯でした。

 

だからではありませんが、自己分析はかなりしました。

転職活動前半の職務経歴書を見ると、とても恥ずかしくなります。

要点を抑えていし、なんの目的もなく転職しようとしているように

見えたからです。

 

分析結果を反映した書類が作れるようになった後半は自分の能力不足に

泣かされました。

これは今までやってきた結果だったのでどうしようもありませんでした。

そこを補えるような書類作りや、面接時の話し方など工夫を

こらすようになったことで、今の職にありつけたのだと思っています。